ワークショップにて

アメリカのワークショップに行って来ました。4人で、グループワークをして、時間が余ったので、いろいろな話をみんなでしているとき、一人が『ところで、みなさんの臨床における理論モデルは何なの?』と質問してきました。ほらね、やっぱり。

 

3人は答えられましたが、ひとりははっきりとこう言いました。

『そう、それが私にとって問題なのよ。まだ、これから臨床のトレーニングをするから、決めていないから、わからないのよね。』

 

臨床家が基礎理論モデルを持たないことは、臨床をするにあったて、『問題』なのです。ちなみに、彼女は、すでに他の博士号を保持し、2つ目の博士号である臨床心理学を勉強している学生さんでした。そして、理論、病理学、倫理等を勉強する最初の3年間は終了しています。本で学んだ様々な理論をどれか選んで、スーパーバイザーについて実習をしていないので『わからない』と答えたのであって、理論を知らないということではありません。

 

日本は、この理論も3年なんてかけて勉強はしませんね。最悪、自習です。

アメリカでは、この理論の課程を終了して、コンプリヘンシブといわれる中間試験をパスしないと、その先には進めません。学位ももらえません。

2回も挑戦しているなんて、彼女すごいですね。ちなみに、中学生と小学生の子供をもつお母さんでした。すごい…